2013年1月5日土曜日
厳冬期のメッセージ
冬至から半月近くが過ぎた。
日差しがわずかに強まってきたように思えるのは、気のせいだろうか。
冷え込むこと寒いことは、全く気にならないのだが、最近は、冬季間の日の短さ、光の弱さがとても気になるようになった。
冬至から少しずつ日が経ち、日長が少しずつ延びてくることに、大きな喜びを覚える。
そして、次第に日脚が延びて来るにしたがってオホーツク海沿岸には流氷が近づいて来る。近づいて来るはずなである。
気象台の発表では昨日の段階でサハリンの東海岸に接岸し、南下の機会をうかがっている様子だ。
昨年の同時期もほぼ同様な位置にあったので今月末くらいには接岸することになるだろうか。
しかし、気になることがある。
今年の流氷の密度が小さいと言われていること、流氷を南下させる北西から風の吹く日が例年より少ないような気がすることだ。
なんとなくいつもと違うように感じる冬。
流氷にも何か異変が起きるだろうか。
地球上の生物としては、全くどうしようもなく新参者の人類が、地球環境をここまで狂わせてしまった事実を今、われわれは突きつけられている。
この事態にどう対応するか。
地球からのメッセージにどう応えるか。
今、まさに問われている。
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