2012年11月2日金曜日
帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!
もう、何度もニュースで流れているだろうが、沖縄で、アメリカ兵が一般の住宅に入り込み、そこにいた中学生を殴るという事件が起きた。
つい先日。女性を暴行する事件が起きたばかりで、米軍の「反省と自粛」の態度を示すため、夜間外出が禁止されていた中で起きた事件だ。
外出禁止が形骸化していることは以前から指摘されていたが、アメリカ軍の方にも、少しは「はばかる」態度があるのかと思っていた。
戦闘の場に臨めば、生命のやりとりをするのが軍隊だ。軍隊として行動する場面では、規律に絶対的に従う行動が必要となる。たとえ戦場に行っていなくても、日常的にそのような訓練をしている。
それによって起きるストレスは想像できないほど大きなものだろう。兵士の心は、荒れる宿命から逃れられないのだ。それが「戦争をする人間」の当たり前の姿だ。
だから、休暇を与え、リラックスさせる時、羽目をはずす行動を黙認せざるをえない。
命がけの戦争をし、あるいはいつ戦場に飛ばされるかわからない状況下におかれ、緊張を強いられている兵士が、休暇の時も羽を伸ばすことができず、「日米関係の良好を保つため」に模範的な行動をとることなど初めから無理なことである。
その意味で、今回の事件は起こるべきして起きたという面があろう。
だから事件の再発防止を本気で願うなら、米軍に帰ってもらうしかないのだ。
アメリカ軍が駐留している以上、これからも事件は起き続ける。
こんな簡単な理屈がなぜわからないか。
いや、戦後長期間政権の座についていた自民党も、それに代わった民主党も、政治家はそのことをよくわかっているはずだ。
わかっていて自国の国民を生け贄のように差し出すことは許されない。
もう一度言う。
アメリカ軍には出て行ってもらうしかない。
物心ついてからずっとそう思ってきたが、このような歳になっても、やっぱり思う。
今は、確信している。
帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!
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