2012年11月29日木曜日
「ダツダツ詐欺」が蔓延しているゾ
あまり「忙しいから」という言い訳をしたくないのだが、昨年までは12月と3月に分かれていた二つの行事が、12月に相次いで実施されるようになり、とにかく忙しい。
何もしていない時でも追われているような気ぜわしさを感じる。
だから、という訳ではないが以前のように欠かさずニュースを見たり聞いたりして世の中の動きから目を逸らすまいとする気持ちが失せた。
世の動きへの関心が失せたのではない。
放送や新聞のニュースが伝えることがどこまで信頼できるのか、また、大切なことをきちんと伝えているのか、という点への疑惑が強まったのだ。
だから選挙への関心も高くない。
もちろん参政権の行使は最大限に行うつもりでいるが、現状の日本の「多数」が正しい選択をする望みは薄い。残念ではあるが。
そのように考える根拠の一つに以下に述べる現実がある。
多くの政党がエネルギー政策について「脱原発」とか「卒原発」を言っている。
「段階的に減らす」と言っている政党もある。その展望は様々だが。
ところが、現在大飯原発の二基以外全国のすべての原発が停止しているではないか。この状態はかれこれ1年以上続いている。
それでも、何の問題もなくやってこれたではないか?
してみると、このまますべて原発を動かさずにやっていけるわけだ。大飯原発は別問題としても。
このような現状の中で「段階的に減らす」とか「○年後には無くする」と言っている政党の政策は、「とりあえずもう一回動かして、それから考えよう」と言っていることになる。
「即時停止」を言っていない政党は、こぞって「再稼働賛成」と言っているに過ぎない。
国民を欺すことしか考えていない政党の意志がここに透けて見える。
そして、それに欺される国民も多い。
日本はいつからこんな「詐欺の国」になったのか。
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