2013年4月29日月曜日
SEE YOU SALTLAKECITY! 「アメリカ」というシステムについて
サンフランシスコに着いた。
ソルトレイクシティ空港までは、デビットがポルシェで送ってくれた。彼が宝物のように大切にしているクルマだ。最大の親切心をもって見送ろうというユーウェルさん一家の意志の表明であろう。
ありがたいことだ。
ソルトレイクシティ空港からボンバルディアCRJ200という小さな小さなジェット機で飛び立ち、午後1時過ぎ、サンフランシスコ空港に到着した。
ホテルはヒルトンという超豪華なホテルだった。自分の一生ではもう二度とこのような豪華ホテルに停まることはなかろうという部屋だ。
着陸前の機内から海が見えた。久しぶりに見る太平洋は、なんだかとても懐かしく感じた。望郷の念のようなものだろうか。ヨーロッパやニュージーランド、ヴェトナムなどでは、あまり意識しなかった感情だ。
他の国を旅した時に比べて、アメリカにいると妙に居心地の悪さを感じる。アメリカ人の家庭にホームステイし、温かく親切に迎えてもらい、行く先々で親しくもてなしてもらっていながら申し訳ないのだが、本音と述べるとそういうことになる。
やはり圧倒的な物量で世界を支配しようとし、弱い者、小さな者を気にかけないこの国の気風がどうしてもなじめない。
一人一人のアメリカ人は、明るく人が良く、情にも厚い。標準以上に親切かも知れない。しかし、国のレベルでなくても集団としての傾向がどうしてもそのように傾斜しているように思えてならない。
このことは、いずれもう少しじっくりと考えてみたい。
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