2012年12月10日月曜日
こんな日に、動物たちは・・・・
明日、羅臼町で「第二回 羅臼町ユネスコスクール研究発表会」というものが開かれる。
「第二回」とは言っても、町内の全学校がユネスコスクールに認定されてからは初めての発表会だし、幼稚園から高校までが参加するのも初めてだ。
つまり実質的には第一回なのだ。
現在時刻20時過ぎ。どうやらカタチができた。
プログラムの印刷、会場の設営、発表要旨の編集と印刷。生徒輸送のためのバスの手配。バスに乗りきれない生徒を輸送するための車両の手配、マスコミへのリリース、おまけに僕自身が指導する高校生の発表の準備などなどに全力で走り回る日が続いた。
今、すべての準備を終え、ホッとするとともに何か抜け落ちているような不安に駆られる。これは、大きな行事を控えている人なら、普通に感じることなのだろう。
明朝の生徒輸送の段取りを考えながら、これからの事も考えている。
疲労は、不思議に感じない。感じないほど疲れているという事なのかも知れないが。
今日の羅臼は、雪と雨と霙が交互に降っていた。
それらも止んで、しんしんと冷え込みが強まっていくのがわかる。
こんな日、動物たちはどのように過ごしているのだろう。
クマは、冬眠穴を確保しつつ、まだ、たまに出歩いては餌を探したりしている時期だが、今日のような日は冬眠穴でゴロゴロしつつ、本格的な冬ごもりの予行を決め込んでいるかも知れない。
そうだ。
彼らは、自分に与えられる条件の中で、常に最善を尽くして生きている。疲れていても「疲れた」とは言わず、痛みを感じても「痛い」と言わずに黙って耐えている。
「黙って耐える」という点では、われわれニンゲンよりもずっと優れている。
もっと野生動物に学ばなければ。
疲れたのか疲れていないのかなど、問題にすべきではないのだ。
がんばろう。
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