2012年5月4日金曜日
風の旅 第二日 ルルモッペ黄金海岸駐泊
雄武町を朝7時半に出発。
近づく低気圧から逃げるように宗谷岬を目指す。それでもこの大きな低気圧は、全道くまなく雨を降らせているらしく、出発の時はすでに強い雨となっていた。
変化のないオホーツク海沿いの道も、枝幸町を過ぎると柱状節理の崖が現れ、火山活動の名残りを見せてくれる。鋭く切り立った神威岬のトンネルを抜けると浜頓別の町だ。
どの町もそうなのだが、休日には休業している商店が目立つ。
消費者は、クルマで、遠い都会(と言っても知れているが)へと出かけ、買い物に来る客も、売る側の店員も町から出て行く構図が透けて見える。
それは、稚内でも同様だった。
稚内からは日本海岸を南へ南へと進む。
道ばたでエゾエンゴサクの大きな群生地を見つけた。ここは、サロベツ原野のはずれにあたる場所だ。
手塩、羽幌、初山別と進んで18時少し前に留萌市に入った。
「ルルモッペ」という名の橋があったが、これ「留萌(るもい)」の語源なのだろうか。
明日は、もう少し南下を続けたい。
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