この寒気の底に入り込んで。今朝、-21℃。今日で三日目になる。今朝が最低だろうか。占冠では-34℃だったとのこと。
何年かぶりで硬質の寒さだ。一面では快い。
立春だが。
昔、HR担任をしていたときHR通信を出していた。年度の始めのうちは丹念に編集し、週に一度とか、隔日とかに発行するのだがだんだんと続かなくなり、そのうちに、思い出したようにしか発行されなくなってしまう。そんなことを繰り返していたある年、先輩の教師からこんな事を言われた。
「印刷物はHRの生徒を対象に一度発行したら、もう公(おおやけ)のものだからやたらに発行を休むというのは良くないんだよ。それは一種の私物化と言っていい。」
勝手気ままに書いているブログだから、そこまでの責任はないかも知れないのだが、やはりインターネットを通して誰でもが見られる状態にあるのだから、突然勝手に中断するのは良くないなあ、と反省した。
今日、東京在住でたまに道東の自然に触れるために訪れてくれる友人から電話があった。
ブログがしばらく、書かれていないし、メールを出しても返事がないから(これも僕のズボラが原因になっている)病気か怪我でもしているのじゃないかと思って、と。
激しく反省した。どうせそれほど大勢が読んでくれるわけがないし、という自分勝手な思い込みがあった。いや、思い込みではなく事実なのだけれど、読んでくれている人が誰も居ないわけではない。数の多寡ではなく、読み手を意識して誠実に書いていく、という態度がいつの間にか抜け落ちていただろう。
三日や四日の間が空くのは仕方がないけれど、極端に長く間を空けるときはちゃんと伝えるのは、人間として基本的なマナーだった。実に情けないと思う。歳ばかりとっているだが、まだまだだ。
プリウスに乗っている。
実は、一瞬ブレーキが効かないという現象は僕も体験していた。それは「効かない」というより「効きが遅い」という感覚だった。僕は、冬になると日常的に凍結路面を走ることの多いので、こういう「一瞬の空走」はよくあることだし、あまり気にならなかった。むしろその後に効いてくるABSの制動力には瞠目した。ABSなどとは全く無縁のクルマに乗っていた(今も乗っているけど)僕には、プリウスのブレーキは、それほど問題には感じなかった。
別にトヨタ自動車を応援する気持ちはないけれど、革新的なメカニズムというものは、様々な社会的な試練にさらされて角がとれ、多くの人に受け入れられる丸みを身につけていくものかも知れない。
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