2010年5月31日月曜日
2010年5月30日日曜日
よもぎ団子
2010年5月24日月曜日
レタスの王
レタスの王
むかし
あるところに
レタスの汁の好きな王があった
王は
レタスの汁を飲むことを国民に義務づけた
一日に三杯は飲むように、と
最低でも三杯
王の呪文は
こう繰り返す
人民は貧しかった
やせた土地を
貧弱な農具で耕し
コムギを植えても
コムギは育たず
ニンジンを植えても
ニンジンは育たず
細々と
ソバを作って
細く延ばして
食い延ばしていた
ソバ作る人はレタスを作れず
レタスの汁は
あまりにも高価だった
人民がレタスの汁を飲もうとしない
報告を受け、その王は
ついに癇癪を起こしてしまった
レタスを飲まぬ人間は
わが臣民にあらず
即刻追放とするべし と
レタスの汁を飲めない農民たち
一人、二人と国を捨てる
いつしか
王の周りに人はいなくなり
乾いた廃墟だけが広がっている
永遠の命を備えた王
孤独な日々は終わらない
むかし
あるところに
レタスの汁の好きな王があった
王は
レタスの汁を飲むことを国民に義務づけた
一日に三杯は飲むように、と
最低でも三杯
王の呪文は
こう繰り返す
人民は貧しかった
やせた土地を
貧弱な農具で耕し
コムギを植えても
コムギは育たず
ニンジンを植えても
ニンジンは育たず
細々と
ソバを作って
細く延ばして
食い延ばしていた
ソバ作る人はレタスを作れず
レタスの汁は
あまりにも高価だった
人民がレタスの汁を飲もうとしない
報告を受け、その王は
ついに癇癪を起こしてしまった
レタスを飲まぬ人間は
わが臣民にあらず
即刻追放とするべし と
レタスの汁を飲めない農民たち
一人、二人と国を捨てる
いつしか
王の周りに人はいなくなり
乾いた廃墟だけが広がっている
永遠の命を備えた王
孤独な日々は終わらない
おごるなかれ
昨日のこと
日曜日、畑の手入れなどをして過ごした後、園芸資材の買い出しも兼ね中標津まででかけた。久しぶりにゆっくり過ごせたので、洋菓子とコーヒーでこのところ急速に評判の高まっている「L」という店で一休みすることにした。
住宅街の中にあるこの店は、数年前にできたばかりで、簡素で清潔な店内のデザインととても美味しいケーキが評判で次第に名を知る人が増え、人気が高まりつつある。店頭での販売が主体らしいが店の隣で淹れたてのコーヒーとともに味わうことができる。僕も今までに何度か利用したことがあった。
午後、遅い時間ということもあり、生っぽいケーキは売り切れていて、ショーケースの中には日持ちのしそうな半乾燥系の菓子だけが陳列されていた。それでもせっかく来たのだし、静かで落ち着いた空気の中で一休みする時間を持つ事自体に意義があると思っていたから、食べるケーキを注文し、コーヒーはフレンチローストに決めた。
実は、このとき、僕に同行していた人は、極端にカフェインに敏感な体質の持ち主で、普段からコーヒーを飲むことをしない人だった。この店にコーヒー以外の飲み物がないということは、来る前からわかっていた。それでも、
「水だけでも良い」ということで訪ねてきたわけだ。
「コーヒーは一杯」という僕の注文に店の人は、表情を変えずに
「ケーキとコーヒーを共に味わっていただきたいと考えてやっております」と言うではないか。
「コーヒーも満足に飲めないような人間は、自分たちの店に来るな」と喧嘩を売っているようなものである。
「テヤンデー、ベラボーめ。確かに店と品物は、オメーのモンかも知れねえが、金は俺のモンだ。こんな店、二度と来るか」 落語の八つぁんならこう啖呵を切ることだろう。
コーヒーが飲めないというだけで人格を否定されたような気持ちにさせるケーキ屋がどこの世界にあるだろう。
その店の名は、サンスクリット後で「日常」という意味なのだそうだ。中標津町は空港にもあり、「東京の隣町」と胸を張っているが、ちょっと人気が出てきただけで、こんな傲慢な態度が「日常」になるのであれば、所詮は田舎でしかないと思われるのではないだろうか。
心配だなあ。
日曜日、畑の手入れなどをして過ごした後、園芸資材の買い出しも兼ね中標津まででかけた。久しぶりにゆっくり過ごせたので、洋菓子とコーヒーでこのところ急速に評判の高まっている「L」という店で一休みすることにした。
住宅街の中にあるこの店は、数年前にできたばかりで、簡素で清潔な店内のデザインととても美味しいケーキが評判で次第に名を知る人が増え、人気が高まりつつある。店頭での販売が主体らしいが店の隣で淹れたてのコーヒーとともに味わうことができる。僕も今までに何度か利用したことがあった。
午後、遅い時間ということもあり、生っぽいケーキは売り切れていて、ショーケースの中には日持ちのしそうな半乾燥系の菓子だけが陳列されていた。それでもせっかく来たのだし、静かで落ち着いた空気の中で一休みする時間を持つ事自体に意義があると思っていたから、食べるケーキを注文し、コーヒーはフレンチローストに決めた。
実は、このとき、僕に同行していた人は、極端にカフェインに敏感な体質の持ち主で、普段からコーヒーを飲むことをしない人だった。この店にコーヒー以外の飲み物がないということは、来る前からわかっていた。それでも、
「水だけでも良い」ということで訪ねてきたわけだ。
「コーヒーは一杯」という僕の注文に店の人は、表情を変えずに
「ケーキとコーヒーを共に味わっていただきたいと考えてやっております」と言うではないか。
「コーヒーも満足に飲めないような人間は、自分たちの店に来るな」と喧嘩を売っているようなものである。
「テヤンデー、ベラボーめ。確かに店と品物は、オメーのモンかも知れねえが、金は俺のモンだ。こんな店、二度と来るか」 落語の八つぁんならこう啖呵を切ることだろう。
コーヒーが飲めないというだけで人格を否定されたような気持ちにさせるケーキ屋がどこの世界にあるだろう。
その店の名は、サンスクリット後で「日常」という意味なのだそうだ。中標津町は空港にもあり、「東京の隣町」と胸を張っているが、ちょっと人気が出てきただけで、こんな傲慢な態度が「日常」になるのであれば、所詮は田舎でしかないと思われるのではないだろうか。
心配だなあ。
2010年5月23日日曜日
今年初の峠越え
2010年5月19日水曜日
虐殺の朝
虐殺は夜には起きない。
朝、いつも通りニワトリ(烏骨鶏)の給餌に向かう。ドアを見たとき、異変を予感した。地上1メートルの位置にある窓の網が破れていたからだ。通気性を確保するため、網戸用の網を張ってあった。それが破れていた。
ドアを開けたとき、予感が的中したことを知った。累々と横たわる黒い烏骨鶏の死骸。イタチだ。ふと顔を上げるとイタチと目が合った。なんとふてぶてしい…というのは僕の思い込み。イタチにしてみると急なことで逃げ道もなく途方に暮れていたのだろう。おそらくニワトリを殺した直後だったのだろう。食事の真っ最中で、獲物への執着を見せていた。
思いついてカメラを取りに家に入り、再び鶏舎へ。
もう、いないのではないか、という予想に反して止まり木代わりに置いたビールケースの下に潜り込んでこちらを窺っている。数枚の写真を撮った。
するとその直後、僕の足下めがけてダッシュして来るではないか。全力疾走するイタチにレンズを向けて闇雲にシャッターを切る。栄養状態の良さそうな背中がそこに写っていた。
いままで、これほど派手にイタチに襲われたことはない。犬がいて、睨みをきかせていてくれたことが大きいと思う。実際、我が犬が目の前に現れたイタチを捕獲したこともあった。
かえすがえすも昨冬の事故死が悔やまれる。これが本当の犬死にだ。
自然はヒトのために存在しているわけではない。ヒトに対して意地悪であったり、凶暴であったりするものだ。自然と濃密に接して暮らすということは、こういう事である。だから嬉しいことの嬉しさが増幅される。
「自然に癒されて」とか「地球に優しく」などというキレイ事など「前線」では通用しない。
そんな厳しい事実をあらためて自覚させられた出来事だった。授業料は高過ぎたけれども。
※種名は ホンドイタチ
2010年5月18日火曜日
ああ、体重
環境省グリーンウエーブ事業に協力し、羅臼高校2学年「野外観察」の受講生徒がルサフィールドハウス横の空き地にヤナギの植樹を行った。
体重が減らない。
毎朝、体重を測定し、記録している。同じような衣類を着て測っているので、毎日の変化量は、だいたい実際値に近いはずだ。
一時期は一週間ほど続けて一日0.5kgずつ減少したこともあった。
「この調子でいけば160日で体重ゼロになる。シメシメ!」などとは思わなかったが、密かに喜んでいた。
今は、大幅に増えもしないかわりに減りもしない。馬に乗るためには、もう少し減らしておきたいのだが、なかなか思うにまかせない。
運動不足が最大の原因だとはわかっているのだ。
それでも職場の同僚に比べるとまだ努力している方だ…と思いたい。1キロ程度なら、ほとんど歩いて用を済ませるし、食事の量や内容にも気を配っている…つもりだ。
たとえば今夜の夕食…
久々にホッケが安かったので買ってきた。肉よりも魚を食べる方が多い。明日の弁当用にドスイカも2ハイ買った。ドスイカの1パイは茹でてサラダに混ぜた。残りの1パイはフライにして何回かに分けてお弁当用として使うことにした。
そして、米を炊くのには時間が遅かった。台所を見るとジャガイモが転がっていた。ホッケを焼き、ジャガイモはフライを揚げた後、スライスして揚げた。
どうだ!これでフィッシュアンドチップスだ。
おっと、これじゃやっぱり体重が減らないはずだなあ。あ~あ。
ひとつ気づいたことがある。
割にこまめに調理をすることが、僕の体重が減らない遠因かも知れない。
体重が減らない。
毎朝、体重を測定し、記録している。同じような衣類を着て測っているので、毎日の変化量は、だいたい実際値に近いはずだ。
一時期は一週間ほど続けて一日0.5kgずつ減少したこともあった。
「この調子でいけば160日で体重ゼロになる。シメシメ!」などとは思わなかったが、密かに喜んでいた。
今は、大幅に増えもしないかわりに減りもしない。馬に乗るためには、もう少し減らしておきたいのだが、なかなか思うにまかせない。
運動不足が最大の原因だとはわかっているのだ。
それでも職場の同僚に比べるとまだ努力している方だ…と思いたい。1キロ程度なら、ほとんど歩いて用を済ませるし、食事の量や内容にも気を配っている…つもりだ。
たとえば今夜の夕食…
久々にホッケが安かったので買ってきた。肉よりも魚を食べる方が多い。明日の弁当用にドスイカも2ハイ買った。ドスイカの1パイは茹でてサラダに混ぜた。残りの1パイはフライにして何回かに分けてお弁当用として使うことにした。
そして、米を炊くのには時間が遅かった。台所を見るとジャガイモが転がっていた。ホッケを焼き、ジャガイモはフライを揚げた後、スライスして揚げた。
どうだ!これでフィッシュアンドチップスだ。
おっと、これじゃやっぱり体重が減らないはずだなあ。あ~あ。
ひとつ気づいたことがある。
割にこまめに調理をすることが、僕の体重が減らない遠因かも知れない。
aa,
環境省グリーンウエーブ事業に協力し、羅臼高校2学年「野外観察」の受講生徒がルサフィールドハウス横の空き地にヤナギの植樹を行った。
体重が減らない。
毎朝、体重を測定し、記録している。同じような衣類を着て測っているので、毎日の変化量は、だいたい実際値に近いはずだ。
一時期は一週間ほど続けて一日0.5kgずつ減少したこともあった。
「この調子でいけば160日で体重ゼロになる。シメシメ!」などとは思わなかったが、密かに喜んでいた。
今は、大幅に増えもしないかわりに減りもしない。馬に乗るためには、もう少し減らしておきたいのだが、なかなか思うにまかせない。
運動不足が最大の原因だとはわかっているのだ。
それでも職場の同僚に比べるとまだ努力している方だ…と思いたい。1キロ程度なら、ほとんど歩いて用を済ませるし、食事の量や内容にも気を配っている…つもりだ。
たとえば今夜の夕食…
久々にホッケが安かったので買ってきた。肉よりも魚を食べる方が多い。明日の弁当用にドスイカも2ハイ買った。ドスイカの1パイは茹でてサラダに混ぜた。残りの1パイはフライにして何回かに分けてお弁当用として使うことにした。
そして、米を炊くのには時間が遅かった。台所を見るとジャガイモが転がっていた。ホッケを焼き、ジャガイモはフライを揚げた後、スライスして揚げた。
どうだ!これでフィッシュアンドチップスだ。
おっと、これじゃやっぱり体重が減らないはずだなあ。あ~あ。
ひとつ気づいたことがある。
割にこまめに調理をすることが、僕の体重が減らない遠因かも知れない。
体重が減らない。
毎朝、体重を測定し、記録している。同じような衣類を着て測っているので、毎日の変化量は、だいたい実際値に近いはずだ。
一時期は一週間ほど続けて一日0.5kgずつ減少したこともあった。
「この調子でいけば160日で体重ゼロになる。シメシメ!」などとは思わなかったが、密かに喜んでいた。
今は、大幅に増えもしないかわりに減りもしない。馬に乗るためには、もう少し減らしておきたいのだが、なかなか思うにまかせない。
運動不足が最大の原因だとはわかっているのだ。
それでも職場の同僚に比べるとまだ努力している方だ…と思いたい。1キロ程度なら、ほとんど歩いて用を済ませるし、食事の量や内容にも気を配っている…つもりだ。
たとえば今夜の夕食…
久々にホッケが安かったので買ってきた。肉よりも魚を食べる方が多い。明日の弁当用にドスイカも2ハイ買った。ドスイカの1パイは茹でてサラダに混ぜた。残りの1パイはフライにして何回かに分けてお弁当用として使うことにした。
そして、米を炊くのには時間が遅かった。台所を見るとジャガイモが転がっていた。ホッケを焼き、ジャガイモはフライを揚げた後、スライスして揚げた。
どうだ!これでフィッシュアンドチップスだ。
おっと、これじゃやっぱり体重が減らないはずだなあ。あ~あ。
ひとつ気づいたことがある。
割にこまめに調理をすることが、僕の体重が減らない遠因かも知れない。
2010年5月6日木曜日
連休明け
連休中、急激に気温が上がった。
もの皆芽吹いたという感じだ。
鳩の馬脚もあらわれた。
アオジ、オオジシギ初鳴きもあった。
そして今日、気温は再び一桁。
摂氏4℃だった。人生のような激変だ。
いや、昨今の天候のような人生か。
急降下、急上昇を繰り返し
オオジシギに似た
生き様をする
もの皆芽吹いたという感じだ。
鳩の馬脚もあらわれた。
アオジ、オオジシギ初鳴きもあった。
そして今日、気温は再び一桁。
摂氏4℃だった。人生のような激変だ。
いや、昨今の天候のような人生か。
急降下、急上昇を繰り返し
オオジシギに似た
生き様をする
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