

峯浜に「羅臼町郷土資料館」がオープンした。
今まで、羅臼町町民体育館の一階の一部に数多くの収蔵物が所狭しと並べられていたが、昨年度、閉校になった植別小中学校の校舎を改築して、展示スペースを作った。
二階建てで、一階に考古第一、第二、近世の3つの展示室の他、この建物の前身である植別小中学校を記念する「植別室」がある。二階には、昆虫、植物、動物、産業、生活展示室の他にレクチュアルーム、実習室。工作室などを備えている。
展示物は縄文時代早期の土器や石器から始まり、江戸時代・明治・大正・昭和初期に至るまでの知床の生活用具や写真・図などで、知床・羅臼町の歴史が一度に体感できる。
今後、羅臼町の文化の新しい発信源になるとともに、児童生徒の学習の場所としても活用されることになるだろう。
写真は、アイヌ民族の伝統的な家(チセ)の精巧な模型。内部も精密に作り込まれている。
場所:目梨郡羅臼町峯浜町307番地
電話:0153-88-3850
開館日:祝祭日・年末年始を除く月曜日~金曜日
時間:10時~17時
入館料:無料
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