2012年12月15日土曜日

知床学士検定

 突然ながら、ここで問題。  昔、知床岬に近い番屋には、冬の間たった一人で暮らす番人がいました。映画「地の果てに生きる者」のオホーツク老人は、そのような人がモデルです。  ところで、この人々は、なぜ番屋の留守番をする必要があったのでしょう。 1.番屋にいるネコに餌をやるため。 2.外国が攻めてくるのを見張るため。 3.冬の間も漁を続けるため。  さて、正解はどれでしょう?  正解は「1」である。  昔の漁網は麻のような植物質で、それに魚の匂いが付くとネズミが集まってきて囓る。そのためどこの番屋でもネコを飼っていたのだが、冬の間ネコたちに餌を与えるために、どこの番屋にも番人がいたという。  これは明日、行われる羅臼町の「知床学士検定」の試験問題の例題である。  これは3級の問題で、このような問題が100問出題される。  今日は、その準備に忙殺された休日だった。  では、例題をもう一つ。  映画「地の果てに生きる者」のロケで、俳優森重久弥さんが羅臼町に滞在し、帰る当日に有名な「知床旅情」をスタッフや町の人に披露した話は有名です。  ところでこの時、この歌の題名は今のような「知床旅情」ではありませんでした。  最初の題名はなんだったのでしょう。次の中から選んで下さい。 1.「羅臼の人よさようなら」  2.「羅臼旅情」       3.「さよなら羅臼」 4.「さらば羅臼よ」       5.「今日の日はさようなら」 6.「知床の岬」  正解は、明日、発表。

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