60のスルドイ眼差しが集中していた。今日の授業である。
中国甘粛省蘭州市の高校生30人が羅臼を訪れ、日本の高校の授業を体験する、と言うことで僕の「知床概論Ⅲ」を体験受講した。
知床の生態系や野生生物を紹介しただけなのだが、海のない蘭州市の高校生たちはクジラや海ワシ類に強い興味を示し、時間が足りなくなったほど質問が集中した。
久しぶりで、知的好奇心の矢面に立たされた授業を経験できて、とても充実感を感じることができた。
良い思い出となった。
大地果てる所、知床で風のように暮らしている日常を記録しただけの、ささやかな日記
0 件のコメント:
コメントを投稿