2009年9月18日金曜日

最近のこと

 政治の季節なのだろうか。
 政権交代とか改革だとか、騒々しい。すべて嘘くさい。

 僕は、政治家を選ぶ選挙民に対して不信感を持つ。

 「勝ち馬に乗る」という人々が少なくないらしい。だが、選挙は競馬ではない。自分の投票した候補者が落選すると自分の票が無駄になる、という考え方に対して、どうしても共感できない。共感できないだけでなく憎しみさえ覚える。
 愚かだ。人は自分の信念に基づいて行動すべきだし、そうすることが崇高なことだ、と教えられてきたはずだ。それをかなぐり捨てて皆が支持する方に付く、多数におもねる、という態度は没主体的でみっともない価値観だ。ファシズムはそういう民衆を好むものだ。 その意味で、この国の国民は第二次世界大戦の教訓を全く生かしていない。醜い。このような状況では、まだしばらくは僕たちの生活はよくなりそうもない、と思う。

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