2012年9月17日月曜日

旅の記 その3

9月14日(金) クラコウ第一日目。  列車は朝7時少し前、クラコウ中央駅に到着。駅にはイザベルが迎えに来てくれた。  駅から徒歩でホテルの場所を確認してから明日、結婚式を挙げる相手のスターンの家へ。 そこで、スターンとその一族と対面し、朝食をごちそうになる。  この日は、ホテルにチェックインするだけなので、それまでの時間を町歩きで過ごした。  まず、駅で両替やユーレイルパスの手続きをしてから、「ヒメラ(キメラ)」という名のレストランで食事。  そこは、大きな皿には6種類、小さな皿4種類のサラダを中心とした料理自分で選んで食べることの出来るレストランだった。  手軽に美味しいものが食べられるので、人気があるようで、地元の人で混んでいたが、座ってゆっくりと食事ができた。  午後、ホテルにチェックイン後、結婚式の前夜祭として親しい者だけの軽い食事会がもたれることになっていて、そのカフェへ行く。  そこで、イザベルの職場であるウイーン大学の日本研究所の何人かのスタッフと対面した。  文学、映画、言語など研究テーマはそれぞれ異なっているが皆流ちょうな日本語を話す人たちで、へたな日本人よりも日本のことをよく知っている。  教育制度や現場の問題、現代落語の傾向、最近の日本映画のことなど話題は尽きることなく、深く実りの多い会話を楽しむことが出来た。

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