2013年4月26日金曜日

4月25日

密度の高い日程の一日だった。  朝、第一番にボンヴィル・エレメンタリースクールを訪問。  午前中はここで過ごし、昼食を食べてからユタ州立大学植物センターを見学した後、ソルトレイク研究所のガイドでアンテロープ島州立国立公園を見て回るツアーを行って、市内に帰ってきた。  圧巻だったものの一つは、ソルトレイクという塩湖の風景とその中の最大のアンテロープ島の広大な草原、湖と空の広がる景観 だ。  そして、もう一つは多、フランクリンカモメやwhite front ivis(Plegadis chihi)(和名 カオジロトキ)などが集まる湖の北東の湿原だ。  これらの二つの見学先については、いずれ改めて記録しておこうと思う。  実は、もう一つ、驚いたことがあった。  それはボンヴィル・エレメンタリーリースクールでのことだが、ここは特に芸術教育に力を入れてESDを展開してるということで、子どもたちによるミュージカル(彼らは「グリーンオペラ」と呼んでいた)を見せてもらった。4年生の小型の作品と3年生3クラスがそれぞれ環境をテーマに演じるオムニバス形式の作品が中心だった。  それら3つの作品群の中のに現代の子どもを蝕んでいるテレビゲームやファーストフードのことを取り上げたものが2つもあった。  特に食物と農業、食品資本が歪める農業の問題を真正面から取り上げた作品は、「これがモンサントやマクドナルドなどのお膝元の国の作品か?」と思うほど痛烈な批判を含んでいた。  「批判的思考」はESDの重要な要素であるが、本当に「ここまで!」と驚かされる内容だった。  

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