2009年3月26日木曜日

落語とジャズ




 明日、早朝から精密検査があるので釧路泊。
 夜は、一切の飲食禁止ということで、ジャズ喫茶「ジスイズ」で少し過ごした。カウンターにあったネコたちのバンドが魅力的だった。マスターが落語好き、ということもわかった。同じ題の噺でもその場に合わせて即興的に語るところがジャズと似ているのだ、とおっしゃっていた。深く感心した。たしかにその通りだ。授業もまた同じだ。
 人生、いつ勉強ができるか油断がならないものだ。
 そう言えば、先日、浅草演芸ホールで聴いた桂米丸さんの噺も落語というより、一人の芸人の半生記と芸についての考え方「落語観」のようなものが含まれていて、講演のようだった。単なる落とし噺ではなく、深い思想が基底に観じれて、聴いて良かった、と思った。

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