


鹿追町で研究会があった。
昨日は晴天で気温が高かった。
公園の花壇でセイヨウオオマルハナバチをたくさん見た、と聞いていたので今日、いってみることにした。
公園に限らず、ちょっとした花壇には、かならずセイヨウオオマルハナバチが飛来していた。と言うより、飛来するマルハナバチはすべてセイヨウであった。
試しに捕獲を試みてみたが、約10分間で10頭のセイヨウを捕獲した。
つまり、1分に1頭の割合である。
何と言うことだろう。
この状況を北海道や環境省は知っているのか?
知らないから、この「特定外来生物」が、これだけ野放しになっているのだろうか。
それとも知っていて放置しているのだろうか。
知床で、エゾオオマルハナバチやトラマルハナバチなどに混じって活動しているセイヨウオオマルハナバチを市民が必死で防除していることを考えると、この違いは何なのだろう?
納得いく説明を求めることにする。
しかも、十勝では地元の住民は、セイヨウに対する危機感をほとんど持っていないように感じられた。
「環境教育に力を入れている」といくら胸を張っても、この現実がある限り、それは中身の伴わない虚構としか言いようがない。
そのような「環境教育」を受けさせられる子どもたちも被害者だ。
「行政」とは、これほどいい加減なものなのだろうか?
まあ、そうかも知れないけど。
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