2012年8月4日土曜日

根釧原野 秋の一日

気まぐれから別海町の「ふるさとの森」に遊びに行ってきた。
 その入り口にはヤギやブタやポニーを展示している不思議な「どうぶつ館」という施設がある。
 相棒の「アファン(AFAN)」と一緒に行ったが、彼女は早速ブタ・ヤギチームとにらみ合っていた。
 人工的に手を加えられ過ぎて、いろいろと不満な所もあるが、手軽に散歩を楽しむには良い場所だろう。
 湿原を横切る短い木道を歩くと、タチギボウシが満開になっていた。
 もう秋だ。

 森本防衛大臣がアメリカに行き、オスプレイに試乗したとニュースが伝えていた。
 この国の政府は、どこまで国民を馬鹿にしているのだろう。
 一時間くらい試乗して、安全であることが証明できると考えているのだろうか。
 本気で安全性を信じているのであれば、「未亡人製造機」とまで言われた機体が日常的に頭の上を飛び回る状況を共有すべきだ。そういう場所で自分や家族を10年間でも生活させてみるなら、納得できるかも知れない。
 それよりも、今、問われていることは、国民の安全を守るということではないのか。
 だとすれば、そんなパフォーマンスよりも、もっとするべきことがある。今の態度は、アメリカの立場を代弁して、必死で安全性をアピールしているセールスマンのようではないか。

 原発の事故隠しや情報統制、オリンピック開会式と時の日本選手団の排除への説明が全くなされないことなど、政府やマスメディアへの不信感は今まで経験したことがないほど高まっている。
 正直なところ、このままでは、この国で暮らしていくことはできないと感じ始めている。

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