2009年6月9日火曜日

根室海峡に十六夜の月

 上空を通過する寒気のせいかこのところ曇りの日が続いている。南東の風が入り込み霧の出る日も多い。
 「初夏」というこの時期のもつイメージとは裏腹に、冷たくじめじめした毎日が続く。これが道東の初夏なのだとあらためて思い知らされる。もっとも、このような気候を日本のアイルランドと呼んでみると気分が変わってくるような気がする。
 羅臼に昔からある民宿で、海の見える浴室から国後島の上の十六夜の月を眺めながら今夜はそんなことを考えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿