昨日までと打って変わって快晴。
こんな青空は夏の羅臼ではない、というような快晴だった。こんな日の夜は星がきれいかも知れない。夜中、知床峠に登って頂上の駐車場で空を眺めるのは贅沢のきわみだと思う。はくちょう座が鮮やかに見える季節だ。
白鳥のくちばしの所にアルビレオという星がある。358光年の距離にある二重星で、金色の星と青い星がすぐ近くに並んでいるのが見える。宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」でこの二つの星を、輪になって回るサファイアとトパーズにたとえている。
アルビレオの季節が近づいた。
大地果てる所、知床で風のように暮らしている日常を記録しただけの、ささやかな日記
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