去る3月31日をもって退職した。浪人生活を送れる、と思っていたら教育委員会から声がかかり、すくい上げてもらった。今は、教育委員会に立派な机があり、環境教育に関する仕事に専念できる。まことにありがたいことである。
生まれて初めて、タイムカードというものを使うことになった。ずっと「学校」というちょっと浮世離れした場所で働いてきた。タイムカードを使っている職場の映像を見て、その仕組みや使う目的などは理解していたのだが、触ってみるのも初めてだった。
そのため、「出勤」と「退勤」を自分で切り替えて押す、ということを知らず、退勤時なのにスイッチが「出勤」になったままカードを入れてしまい、出勤時刻がとんでもない時間になってしまうというような失敗もあった。
お昼休みを一時間きちんととれる、というのも新鮮で、外食にでかけてみたくなる気持ちを抑えるのに骨が折れる。
今、デスクワークが多いのはやむを得ないが、そのうちにフィールドに出ることの方が多くなると思われる。それも楽しみだ。
ワクワクするような毎日である。
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