2009年4月30日木曜日

下地 勇さんのこと

  本日バイクによる通勤。
 本年初。

 羅臼高校でウグイス初鳴き
 別海では、27日(月)にオオジシギ初鳴き。

 南に勢力の強い高気圧があって暖かい一日だった。

 昨日、ラジオで下地勇(しもじ いさむ)さんという歌手の歌を聴いた。聴いたのは初めてだった。彼は宮古島の出身で全ての歌を宮古島の方言(宮古口=ミャァクフツ)で書き、歌っている。昨日、聴いたのは「マッチャのおばあ」という歌で、軽快なリズムでロシア民謡を思い出させるようなメロディだった。理屈抜きに僕の感覚に響いてきたが、意味は全くわからなかった。
 偶然なのだが今日、彼のアルバムのCDを貸してもらった。それによると「マッチャ」とは「商店」という意味で、大手スーパーが安売りの攻勢をかけてくる中で、昔からある小売店のおばあちゃんが頑張っているし、周りの者もそれを大切にいなけりゃな…というような意味だった。

 彼はさだ まさしの「関白宣言」をも宮古口にして歌っている。しかし、それは「直訳」ではなく、所々が実に沖縄風(と思われる)に味付けされている。

 彼のアルバムを聴いていると、全く異質なはずだがロシアのヴィソツキーの歌を思い出してしまう.良い出会いがまた一つ。
 トクした。

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