少し集めてくることにした
原野の片隅に小さな森がある

倒れている樹たち
枯れた枝
薪になって暖めてくれる


「倒れた樹や枝、少しもらってもいい?」と心の中でつぶやく
「おお!持ってってくれ。少し多すぎて困っていたから」
そういう答えが返ってくる

「もっと持ってっていいのに」
「うん。また、来るさ」

「じゃね。あがとう」

ストーブに入る大きさに切って出来上がり

森のくれた薪は暖かい

森のめぐみ
夏の日の太陽を
森がとっていてくれたから
ただ ただ 感謝
大地果てる所、知床で風のように暮らしている日常を記録しただけの、ささやかな日記
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