帰宅は22時30分であった。
約300キロの道のりを帰って来た。
富良野から。
富良野GROUPの公演を観に行ってきたのだ。
「マロース」は2011年初演、倉本聰が、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』をヒントに、『ニングル』に次いで書き下ろした自然とニンゲンを描く小さな神話とパンフレットで説明されている。
ホテルの宿泊とセットになった鑑賞券があった。一流の芝居が観られて、宿泊もできる。ちょうど旭川へ行くことを計画していたので、ホイホイとチケットを予約し、気軽な感覚で出かけた。
演劇も、倉本聰さんの芝居だから、きっと楽しめるだろう、という安直な心構えだった。
しかし、芝居を観て、圧倒された。痺れた。ココロが固まった。
どう表現すればよいのだろう。
帰路、ハンドルを握りながら、昨夜受けた感動の表現をあれこれ考えてみたのだが、まだまとまりきらないでいる。
これまで続いてきた野生の生き物に対する僕の思いと、この芝居に流れている精神とが強く共鳴するのを感じた、と言って良いだろう。
今日のところは、まだ、十分にまとまっていないので、後日、この続きを書こうと思う。
とにかく、とてもいい演劇だった。
より多くの人に関心をもってもらいたいと思った。
2012年1月29日日曜日
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