わが家では、玄米を食べている。
玄米は、白米に比べるとちょっと入手しにくいので、インターネットで熊本の農家直売の有機栽培米を購入する。
今年、3月に購入した米が、そろそろ底をつきかけてきたので、今月になって新たに注文することにした。
ところがなのだ。
どこを探しても、「販売終了しました」という表示ばかり。
品切れなのだ。もちろん白米も含めて、どの農家でも完売している。
特に九州地方や中国地方など西日本では、軒並み売り切れだ。
このようなことは、今まで無かった。
おそらく、原子力発電所の事故で飛散した放射能の影響を心配して、多くの人々が昨年産の米を求めた結果だろう。その気持ちは理解できる。
誰れでも、より安心な米が欲しい。その気持ちは、責められない。
ただし、そんなに放射能を心配している人は、原子力発電に反対なのだろうナと、確かめてみたくなってくる。
自分は、被曝したくない。だけど原子力発電は必要だから反対はしない、などというようなヤカラはいないだろうな。まさか。
世論調査の結果を見ても、原発容認という人が少なくない。
たとえばデモ行進などの脱原発の行動への参加者数を見ても、あまりにも少ないと感じる。
その一方で米の備蓄に走る人々がこんなにいるという現実がある。
ツイッター上の情報だが、枝野官房長官は自分の家族をシンガポールに避難させておきながら、涼しい顔で
「ただちに健康に問題はない」と記者会見の席上で述べていたとか。
「原発に反対ではないけど自分は被曝したない」と言う人が、お米の買いだめに走っているとしたら、僕はちょっと許せないと思うんだ。
どうしても、こう言ってみたい。
「お前達(オメダジ)まさか、買ってねえべナ!」
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