2011年8月27日土曜日

忙中有閑 久しぶりの休日

久しぶりに一日中家で過ごせた休日。

少しだけゆっくり本も読めた。
と言っても肩の凝らない小説だが。

内田幹樹の「拒絶空港」

主脚タイヤをシャルル・ド・ゴール空港離陸時に損傷した成田行きジャンボ機。
整備士たちが対策を練り始めたところに、「何者かが同機に放射性物質を持ち込んだらしい」という衝撃的な情報が飛び込んできた。
航空史上最悪の状況に陥った747-400は、着陸地を求めて日本上空を彷徨う。
                        (同書のあらすじ紹介文より)
 この本は2006年に刊行された。
 原子力発電から出る廃棄物がいかに「厄介者」であるか、ある意味では、今回の福島での事故を予見していたような記述があちこちに見いだされ、やや切ない気持ちで一気に読んでしまった。

新潮文庫 500円。

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