なんとなく アオサギが集まり始めているように感じた。
アオサギたちは、冬には、本州方面へ渡って越冬してくるから、この辺りからは完全に姿を消す。
今、彼らが集まっているのを見ると、集団で旅に出る相談でもしているように見える。
今年の本州方面は、放射能による汚染が心配だから、
「渡っていくなら日本海側を通って、できるだけ南へ行った方がいいよ」とアドバイスしてやりたくなるが、悲しいかなそんなことを伝える術はない。
夕暮れの湖畔の一画に集まっているアオサギたちを見ていると、切なくなる。
大地果てる所、知床で風のように暮らしている日常を記録しただけの、ささやかな日記
0 件のコメント:
コメントを投稿