10月ももう下旬に突入する。
一昨年の今日は、新型インフルエンザに罹って辛い一週間を過ごしていた。
じつにめまぐるしく時が過ぎる。
「子どもの一日は短く一年は長い。老人の一日は長く一年は短い。」という言葉あるという。たしかにその通りかも知れない。
木星が牡羊座にあり、夕方、地平線のすぐ上でひときわ明るく光っていた。
今日も、「問題の川」へ行ってみたが、件の「写真『愛好家』」は、いなかった。
昨日、知床の困った「写真『愛好家』」のことを書いたが、友人がコメントしてくれた。
その友人が、川へサケ類の調査に行ったところクマを待ち構える「写真『愛好家』」がいて、
「たいした調査じゃないだろ!こっちは週末 少ない日数で撮影に来てるのに云々・・・」
と横柄な口をきいたのだそうだ。
もう、こうなると「カメラマン」ではない。
「カメラマンの真似をしている自分が大好きな、困ったオヤジ」せいぜい「写真『愛好家』」でしかない。
たくさんの尊敬すべきフォトグラファーを知っている。
彼らはみんな、自然にも人にも優しく、謙虚な人たちだ。
そういう人格者でなければ心を打つ写真は撮れない。
だが、お金を払えばカメラは誰にでも買えるわけで、中には、そもそも自然にカメラを向ける資格のない変質的人格の持ち主がカメラを振り回し、間違えて知床に来てしまう例もあるのだろう。
たとえばシマフクロウを巡って、タンチョウを巡って、そしてヒグマを巡って地元の住民とトラブルを起こすケースが時々みられる。
また、山の写真を撮りたい一心でハイマツなどの立木を勝手に切り払ってしまったという事件もあった。
この程度の「写真『愛好家』」たちは、『上手い』写真は撮れるかもしれないが、人の心を打つ写真なんて、逆立ちしたって撮れっこないだろう。
まして、「週末、少ない日数で撮影に来て」いるようでは、上手な写真さえ撮れないに違いない。
日本の「写真『愛好家』」諸氏よ!
反論があるなら堂々と書いてみなさい。
おそらく、絶対に反論できないはずだ。
こそこそと隠れるように動き回るか、開き直って妙に攻撃的に居丈高に吠え立てるしかできないだろう。
その生態こそ、自然の営みとは全く関係のない、困った存在であるだよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿