2011年10月7日金曜日

津軽海峡の汀から


 函館に来た。
 海のすぐそばの温泉宿。
 潮騒が心地よい。

 波の音を聞いていると海に抱かれているようだ。
この音は、母の胎内で聞いた、血流の音に似ているのか。

 この海の向こうに本州の大間崎が見える。
 いま、原子力発電所の建設がたくらまれている。

 ここにそんなものを作ることを絶対に許してはならない。

 それは、母を汚すことだ。
 母なる海を、大地を、空を、地球を汚すことだ。

 許してはならない。

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