2011年10月11日火曜日

猫のピョートルの日記より

 四日間も家に一人で置いてけぼりにされていたから、皆が帰ってきてから少しわがままをしてやることにした。

 朝4時半、まだ寝ている親方の顔を舐める。腕を引っ掻いてみる。

 夜、窓のそばで、「出してよ、出してよ」攻撃を繰り返すと、窓を開けて外に出してくれる。
 外を一回りだけして、すぐに戻り、「入れて、入れて」攻撃を加える。
 すぐに入れてくれるが、家の中を一回りして、また、「出してよ、出してよ」攻撃。

 パソコンを使っているとキーボードに座り込んでみる。
 新聞を読んでいる時には、その上に座り込む。

 ニンゲンに意地悪をしてみるのは楽しいな。


 でもね、僕が本当に嫌がらせをして、最後には爪で思い切り引っ掻いてやりたいのは、地球の環境を自分だけのものだと思い込んで、むちゃくちゃに汚しても平気な顔をしているヤツラなんだ。

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