2011年11月9日水曜日

立冬の知床から



 羅臼岳が雪を被った。
 羅臼岳のみではなく、標高800メートルより高いところは雪になったようだ。
この雪は、もう春まで融けないのではないかという予感がしている。
 いよいよ、知床にも冬が来る。

 家でも、たまに薪ストーブを焚く。
 薪ストーブは強力で、部屋の片隅で燃えているにもかかわらず、間仕切りのない部分全体が、短パン半袖で過ごせるほどに暖まる。

石油ストーブで、これほどまでに室温を上げると、
 「もったいない!」という思いが強くなり、心がチクリとする。
 だが、薪ストーブの温もりは、思い切り手足を伸ばして浸りきることができそうに感じるからおもしろい。

 もちろん、燃やされる樹木に感謝しているのだが。

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