2011年11月23日水曜日

知床の海から




 火曜日、「野外活動」の授業は釣りだった。
 港に出かけチカを釣った。

 授業で釣りをするのは奇妙に受け取られるかも知れない。
 「野外活動」という科目は、トレッキングやホエールウォッチング、シーカヤックなど知床で可能な各種の野外活動を安全に楽しむための指導者を養成することを目指している。
 だから釣りも立派な学習項目になる。
 単に釣りをして楽しむだけでなく、体験を通してマナーや心構え、安全のための注意点なども学ばせるわけだ。

特に、釣りは指先の器用さや忍耐力、集中力、注意力などを養うのに、案外有効だと思う。

 もちろん教える側も一緒に釣る。
 釣果はまずまずで、大小入り混じったチカ多数とニシンを一匹手に入れることが出来た。

 大きなチカは開いて一夜干しに。
 小さなチカは唐揚げにして南蛮漬けを作った。

 今夜も知床の恵みに感謝だ。

2 件のコメント:

  1. チカという魚、初めて聞きました。
    南蛮漬けが美味しそうですね(^^)

    9月に行った時はソイという魚のお刺身を食べましたが、すごくプリプリで甘みがあって美味しかったです!
    まさに自然の恵ですね。

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  2. berryowlさん:
    全国的にはあまり知られていないとすると、北方系の魚なのでしょうね。
    チカはキウリウオ科の小型の魚で、ワカサギによく似ています。
    軽い味で、身には甘みがあり天ぷらなどにして食べます。独特の香ばしさのある魚です。

    美味しい魚はたくさんありますね。

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