2011年11月11日金曜日

東京の放射線量

出張で東京にやって来た。
 以前から気になっていたので、放射線量計を持参した。

 正直なところ、北海道の我が家の周辺とどのくらい違うかが知りたいという野次馬的な気持ちもある。
 しかし、購入した線量計が、正しく動作しているのかどうかを確認したいというマジメな理由もあった。

 千代田区のホテルの部屋で、0.14~0.21(μSv/h)だ。
 50メートル離れたコンビニからホテルまでの歩道を測ってみたが、0.15~0.24を示した。
 街路樹の周りや側溝の上がやはり高い。はっきりと有意な差が表れた。

 北海道の自宅では、線量が低い時は0.08を示す。
 どれほど精密なものかわからないので、数値そのものは完全に信用できない。けれども相対的に東京の放射線量が高いことは明らかだろう。
 東京では「0.08」は示されない。

 この放射線量は、もちろん「ただちに健康への影響が出る」値ではない。しかし、福島原発の事故によって、東京の人々は、本来浴びる必要のない放射線を浴び続けているということは事実だろう。

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