2011年7月27日水曜日

中国の列車事故

 鬼の首でもとったように嬉しそうに批判する日本のマスコミの姿勢が鼻につく。

 人命を軽視し、安全性より商品開発や国威発揚を優先した結果だろうから批判されて当然だ。
 その後の対応もまずい。

 事故が起きる。
 被害を小さく見せようとすし、早めの幕引きを図る。
 不都合な情報は隠す。

 この行動様式を僕らはどこかで経験した。つい最近。

 ウン!もちろん、原子力発電所事故だ。

 国が違い、政治体制が違っても、権力のやることはよく似ている。
 そして、尻馬に乗るようなマスコミの騒ぎ方も。

 犠牲を強いられるのは、いつも国民だ。
 その国民の集団も、当事者以外はさほど関心は持続しないことだろう。

 権力者というのものは、そこまで読んで次の手を打っていく。

 そこもよく似ている。

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