2011年7月8日金曜日

呆れもしないし、驚きもしない

 九州電力やらせメール

「やっぱりな」が率直な感想。
もう、今さら目くじらを立てるようなことじゃない。

原子力発電所も米軍基地も、ダムも大規模林道も河口堰も、全て全て、虚構の賛成意見をかき集め、無理矢理「民意」を作り出して権力の思う通りに進めて来たではないか!

大勢の良心的な市民、研究者が反対しても強行してきた。それは暴力だ。

自然エネルギーの利用促進のために、風力発電の巨大風車建設でさえも強行し、北海道では、16羽を越えるオジロワシをそのプロペラで斬殺しておきながら、いまだに反対意見に耳を貸そうともしない。
建設のための形式的なアセスメントでアリバイを作り、やりたい放題のことをする。
不利な情報は徹底的に隠そうとする。
「16羽」という数字だって、実際より少ない可能性を捨てきれない。

九州電力がしたようなことを、他のほとんどの開発業者がやっていることではないのか。

ウソをついて、データを改ざんし、誤魔化し、隠す。
「コンプライアンス」など実態のないお題目に過ぎない。

この国は、民主主義からは、まだ遙かに遠い。

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