2013年5月7日火曜日

「社会復帰」の日々

 久々に出勤した。  当然なことで、やむを得ないことだが、様々の仕事が溜まっていた。郵便物や連絡書類、メールもそれなりのボリウムで待ち受けていた。  それらが錯綜し、少々多忙な一日だった。  少しずつ環境に馴化していかなければ。海外から帰ってくるといつもこうなのだ。    そして何より、羅臼町で行われているESDを質・量ともに高めていく必要がある。それには、先生たちの意識を今以上にESDに向けていくことが不可欠だ。そして、羅臼らしいESDを作っていかなければならない。  今回のプログラムでもっとも強く感じたのは、ESDにおける環境教育の重要性だ。言い換えればESDにおける環境教育の優位性とも言えるだろう。この点に関してはESD関係者の間でも必ずしも意見の一致を見ていない。  しかし、国際理解や平和教育、世界遺産教育などをどんなに推進しても、自然環境と人間との関わりの歴史とあり方への正しい理解がなければ、結局は人類の生きる環境を破滅に導いてしまうのではないだろうか。 今後考えねばならない課題が、あまりにも多く、「社会復帰」の過程でこれらを上手に整理していく必要がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿