2011年6月19日日曜日

ほーら見ろ!やっぱりね。

東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染水処理システムは5時間稼働しただけで停止してしまった。また、行き詰まったのだ。

 昨日、書いたことが本当になってしまった。こればかりは予想が当たっても嬉しくはない。

 そして、この事態に対する東電側の説明に呆れかえった。
 「想定外の事態」という言葉が出てくることまで、僕は想定できなかった。

 ため息が出た。
 ここに至って「想定」が成り立つと考えている態度そのものに技術者としてどうなのだろうという疑いが湧いていくる。傲慢過ぎるのではないか。不遜ではないか。

 今回の事態は、敢えて言うなら「希望通りいかなかった」と言い直すべきではないか。

 今に至っても自分たちの技術力に対して自信タップリでいる態度は、事実を直視していないことの証明であり滑稽ですらある。
 そういう技術者は、信頼できない。

 日本の原子力発電は、この程度のレベルの技術者に任されていたことが、今回明らかになったわけだ。

 確かに本当に賢い技術者であれば、原子力発電の危険性を熟知しているから、原子力には近づかないだろう。

 こう考えると、「想定外発言」にも納得がいく。

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