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2012年11月17日土曜日

冬のタイヤに

 タイヤを交換した。  積雪の遅い根釧原野では、路面が雪に被われる季節はもう少し先なのだが、羅臼へ通うことも多いので、このところ早めに履き替えることにしている。  それにしても今年の雪は、降り始めが遅く、「まだ間に合う、まだ間に合う」と一日延ばしにしてきた。  しかし、今日は、これから峠を越えて行かねばならない。  背に腹は替えられないというわけで、出発前の慌ただしさの中で作業した。  コンプレッサの配管に漏れがあって、作業が手間取ったがなんとか午前中に作業を終えた。  これから出発する。  なんだか冬に向かって出発するというような気分である。

2011年7月3日日曜日

秋の来た朝


 密かに秋が用意されている。
 昨日の朝、エゾフウロの花を見つけた。
 この花の咲く様子は、
 「もう春じゃない」と言っているように思える。

自然界は、着実に「今」の次に来るものを準備しておくものだ。
 
 エゾフウロが咲くまでは
 「まだ、夏じゃない」という思いが強く、
 これが咲いてしまうと
 「もう、夏じゃない」と思えてくる。

 そう言えば夏至は、もう過ぎているのだ。

2011年3月5日土曜日

サヨナラの日





 朝、アファンと散歩していたらオオワシが舞っていた。
2羽、3羽、7羽と視界にはいるワシがどんどん増えていき、最終的には14羽ほどになった。

 こういう晴れた日には、上昇気流が出来る。ワシたちはそれに乗って、どんどん上昇し、相当な高さに達すると繁殖地を目指して一気に飛び去るのだそうだ。
 オオワシたちの繁殖地はカムチャツカ半島や沿海地方のオホーツク海岸だ。無事に繁殖地に戻り、次の冬にはまた渡って来てほしいものだ。
 地上では、こちらに残って繁殖するオジロワシのつがいが鳴き交わしていた。まるで、帰って行くオオワシを見送るみたいに。

 ヤナギも芽吹き始めている。
明日は啓蟄だ。