隊列をできるだけ歩道側に押しやろうとする交通整理の警官たち。
歩道上には目つきの良くない男たちがあちこちに不自然にかたまってたむろし、中にはカメラを持った者も複数いる。
10日昼、札幌市内で行われた原子力発電所に反対するデモと偶然に出遭った。
デモ行進は子どもたちや仮装した人々も混り、穏やかで和やかで平和的なものだ。それに対して取り締まり側の態度は、緊張感に満ちていて、大多数の警察・公安関係者の表情は緊張で引きつっていた。
警備に名を借りてデモに圧力をかけていること、また圧力をかけていることを一般市民に見せつけていることは明らかだ。
つまり権力による少数者へのイジメですね。彼らの得意とするところでしょう。
なぜ、そんなに怖れる?
安全でクリーンで正しくて必要なものならなぜ原子力発電を堂々と進めないのはなぜだ?
反対の意見表明に対して、なぜそこまで怯えている?
理由を書いてやろうか。
本当は危険で、利権に群がる不正が渦巻いていて、不必要であるということを当事者がたちが、最もよく理解しているからだ。
原子力発電は、空気と土と水を汚すだけでなく、同時にヒトの心と言葉と行いも汚し、民主主義と人権を踏みにじらせてしまう悪魔の火なのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿