今朝、窓の外に小鳥の影がさした。
のぞいてみると二羽のキクイタダキが来ていた。体重1グラム、日本最小の野鳥。
頭頂部にあるキクの花びらの形のチョンマゲのような黄色と赤の斑紋もハッキリと見えた.可愛らしい姿を間近で見ると、すごく得した気持ちになり、一日中ウキウキとした気分でいられる。
ところが、福島第一原子力発電所の事故が、レベル7に引き上げられたことを知って、一気に冷水を浴びせられたように気分が萎んだ。
冷水は原子炉に浴びせてほしかったのに。
世界一の危険度の事故になったのだ。
「二位じゃダメなんですか?」
こう茶化そうと思ったら、すでに2chに書き込んでいた人がいたそうだ。
事故発生当時は「レベル4」と発表されていた。
周辺住民の避難も「念のため」いうことだった。
東電や政府は、いかにこの事故を小さく見せようと努めてきたか、よくわかる。
選挙が終わった途端にレベル7に引き上げたことも、タイミングが良すぎないか。
もし、レベル7の発表を意識的にこのタイミングにしたのだとしたら、この国の政府は、まだ、国民の安全よりも支持率や政争を優先させているということだ。
こんな政治家を選び、こんな電力会社があることを許してきた人々にも重い責任がある。
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