2012年2月9日木曜日

日本海でも地震が続くのだろうか

昨日は佐渡で震度5強の地震があった。
 震央は、佐渡の西南端付近、震源の深さは10キロほどで、日本海東縁変動帯(にほんかいとうえんへんどうたい)という地質学的な歪みの集中帯に含まれている。変動帯は、日本海、日本列島の東縁を幅数百キロメートルで、間宮海峡から積丹半島沖を通って、男鹿半島沖から新潟沖にかけて伸びている。
 この変動帯のすぐ近くに北海道の泊原子力発電所、柏崎刈羽、能登半島の志賀と原子力発電所が並んでいる。

 この変動帯は約100年間隔で活動時期と静穏期が繰り返されていると言われ、過去に起こった地震を並べてみると、次のようになる。

 1833年 三条地震 (M6.9)
 1833年 庄内沖地震 (M7.3)
  <14年>
 1847年 善光寺地震 (M7.4)
  <93年>
 1940年 積丹半島沖地震 (M7.5)
  <24年>
 1964年 男鹿半島沖地震 (M6.9)
       新潟地震 (M7.5)
  <19年>
 1983年 日本海中部地震 (M7.7)
  <10年>
 1993年 北海道南西沖地震 (M7.8)
<2年>
 1995年 ネフチェゴルスク地震 (M7.6)
  <5年>
 2000年 ウゴレゴルスク地震 (M6.7)
  <4年>
 2004年 新潟県中越地震 (M6.8)
<3年>
 2007年 新潟県中越沖地震 (M6.8)
 <4年>
 2011年 長野県北部地震 (M6.7)

僕は地質学の知識は全く無い素人だ。
むやみに不安を煽るつもりもない。
しかし、<>で示した間隔が少しずつ短くなっていることが不気味に感じる。

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