2012年2月11日土曜日

建国記念の日に君が代フェチの人々へ贈る言葉

踏み絵を強制されたら、どうするかって?きまっているじゃないか、二度踏んづける。踏み絵を踏んづけ、踏み絵そのものを踏んづけてやる。
                    (むの たけじ 「詞集 たいまつ」123)

 大阪府の教員採用試験合格者の一割が辞退したそうだ。(2012/02/10 11:50【共同通信】)
 
 教育現場への思想統制が激しさを増している中で、教師への道を諦める人が増えるのだろうか。それは自然な現象だ。策謀と偽装で幻想をふりまいて、票をかすめ取った為政者の元では教職に就けないということだろう。
 
反対に、その票と権力と利権にすり寄って一旗揚げようというヤカラが、そいつの作る政治塾に群がっている。
 その連中に贈りたい言葉を「たいまつ」の中からもう一つ。

 人肉を食う風習は消えても、人の心を食えば食人だ。その野蛮ぶりは一層ひどい。人間にとっておそらく人間を食う以上にうまいものはあるまい。この原初の誘惑を抹殺し両足で立って歩いても品種はカマキリだ。サルはサルを食わない。(「詞集たいまつ」646)

 蛇足としての注:カマキリの共食いにも一理あると思うが、ここでは、筆者 むのたけじ氏の比喩として理解したい。

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